入来周辺の観光

今回は入来麓に友人が来た際にボクがよく案内するコースを書いておこう。
入来麓自体しらねーよ!って人がほとんどだと思うけど、そういう人はまずは↓こちらでも読んで欲しい。

日本一の巨樹蒲生の大楠

最初はやはり日本一の巨樹蒲生の大楠だろう。
入来麓から車で30分程度の距離。

サクッとみるなら見学時間は15分程度だろうか。

あと蒲生にも武家屋敷があるので、そこを巡りカフェで一休みという手もある。


ラムサール条約に認定されている藺牟田池

大楠を見た後に寄るといいのが藺牟田池だ。標高300mのカルデラ池で、多様な動植物が住むことからラムサール条約にも認定されている。なお、池の西側1/3程度が湿地になっており、なかでも浮島は「泥炭形成植物群落」として国の天然記念物に指定されている。

入来麓から車で15分くらいの距離。


入来麓を一望できる愛宕ビスタパーク(愛宕展望台)

入来麓から車で約10分。
パラグライダーを行う所のようだが、普段は誰もおらず入来麓を一望できる。
夕暮れ時には夕陽が沈んでいくところを眺めることもできる素晴らしい場所だ。

ただし、ここに行くまでの道が少し荒れているため路面に注意が必要。


裏からも見れる長野滝

入来麓からは車で15分程度の場所にある。長野滝はドーム型の土に囲まれて独特な景観の滝だ。岩とシラスが複合している土地で滝の飛沫が側面や裏側のシラスを徐々に削っているのだろう。長い年月をかけて作られた風景ともいえる。
この滝は普通に見ても面白いが、裏に回り込むとさらによい。

が、ここに到達するまでに足は完全に水没するのでサンダルなどで行くか、その場で靴を脱ぐ必要がある。

ダイナミックな曽木の滝

入来麓からは車で長野滝とはうってかわってとても幅が広い滝。雨が長く降り続いたあとのこの滝は本当に豪快でかっこいい。滝の音が耳にやさしく、公園としても綺麗に整備されているので、一日のんびりするのもいいかもしれない。また、曽木発電所の導水路跡の遺構が通路として使われていたりするのでなにげにそれもカッコいい。


入来麓から車で1時間弱。

ダムに沈んだ旧曽木発電所跡

曽木の滝からすぐ近くにあるこの遺構は鶴田ダムのダム湖の中にある。大雨が想定される夏の時期だけ姿を現すのだ。近いうちに空撮してこようと思う。

入来麓からは約1時間。


薩摩川内市中心部を一望できる寺山いこい広場

入来麓から車で20分程度の位置。

ここは薩摩川内市の中心部を一望できる。なお、天体望遠鏡で星を見せてくれる「せんだい宇宙館」や、最高の風景を見ながらおいしい食事をとれる「寺山レストラン」などもあるので、晴れた日に来たい場所だ。


ここら辺を見るだけで2~3日が過ぎてしまうが、他にも新田神社や高城温泉、いちき串木野のカフェなどみどころはまだまだたくさんあるので、他のスポットも暇な時に書き足したいと思う。

武家屋敷の日々リターン ~入来麓武家屋敷での回顧録~

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小島健一

ここ十数年「社会科見学」や「地下施設」をWEB、書籍、テレビなどで紹介しています。
九州最後の炭鉱「池島」ではタモリさんをご案内(ブラタモリ)。
その後、長崎大学で軍艦島の3D化研究とかしてました。
鹿児島の武家屋敷を拠点に全国武者修行後、現在は埼玉在住。

https://www.kenichi-kojima.com/