古代人の住居「熊襲の穴(一名嬢着の穴)」に行ってみた。
待ち構えているのがこの石像。
17時半くらいになり、あたりは徐々に暗くなりつつある。
そんな中にこんな石像に出会ってしまったら恐怖しか感じない。
すると次にあるのがこの鳥居。
いやいや、経年でこの傾いた感じとかなかなか怖いですよ?
霧とか出てたら最高の雰囲気。霧が出ている日に撮影したい気分。
ここからまたしばらく階段を登っていくと出てくるのが「熊襲の穴」
そもそもこの「熊襲の穴(一名嬢着の穴とも呼ばれる)」というのは、熊襲族という古代人の首領が住んでいたそうだ。
そして、ここで女装した日本武尊に殺害されたのだとか。
いや、女装した男に殺されたとか「死に切れんやろ!」
だからこそのこの雰囲気か。とか勝手に納得した。
ボクも電気を点けて入ってみましたよ。
すると… 目の前に広がったのは…
全く予想外の空間。
調べてみたら今から30年くらい前(1990年)に鹿児島出身のアーティスト「萩原貞行」さんが描かれたそうだ。
洞窟内に石原荘の方の「熊襲」に関する説明書きはあったけれど、この壁画に関してはノータッチだったのでまさかそんな理由があったとは…
歴史的な場所?ということなので、少しモヤっとする気持ちも残るけれど、たしかに、ここが単なるがらんどうの洞窟だったら3分と中に居なかっただろうし、数日後にはその様子もたいして覚えていないと思う。
そういう意味でも、奇抜ではあるけれどこういうとっかかりがあった方がいいのかもしれない。
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